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加賀友禅ができるまで・・①

  最近着物のお話をしていないので、久々に・・
 
  加賀友禅の工程です。

  ①図案作成<作家>~②仮仕立て<仮縫い>~③下絵<作家>~④糊置き<糊や>~

  ⑤彩色<作家>~⑥下蒸し<蒸しや>~⑦中埋め<染や>~⑧地染め<染や>~

  ⑨本蒸し<蒸しや>~⑩水洗<染や>~⑪脱水・乾燥<染や>~⑫湯のし<ゆのしや>~

  ⑬仮仕立て<仮縫い>

  これだけの工程を経て、加賀友禅は作られます。
  そしてたくさんの職人さんの想いも詰まっています。

  まず私達メーカーは、作家さんと話し合って柄を依頼し、図案を起こしてもらいます。
  ここで、もう一度柄の位置や大きさなど確認し、白生地に写し下絵を描いていきます。

  DSCN2290.jpg
  露草の花の汁を浸み込ませた和紙に、水で溶かしながら描きます。

  DSCN2289.jpg
  もち米から作られるもち糊と樹脂系のゴム糊があります。
  写真はもち糊で、糊やさんによって作り方が違い、温度や湿度に左右され上がりが違ってくるので
  難しいところです。
  最後に白く出てくる糸目で、柄は生きてくるのです。
  糊を置いた後、豆汁〔大豆の汁を水で薄めたもの〕をハケで塗り、火で乾かす地入れをします。
  そうすることによって、糊は生地に浸透します。

  今回はここまで・・
  次回は彩色です。


     【今日の一冊】

    P1020661.jpg

     きもの好きの林真理子さんの短編集です。
     エッセイではなく、きものにまつわる物語で不思議な世界に迷い込みます。

    P1020663.jpg

     一話の扉の着物は、友禅作家水野陽子さんの作品です。
     林真理子さんのお着物なのではないかと・・・
 
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Comment

お久しぶりです! 

お久しぶりです!ご無沙汰しておりました。
また、コメントさせていただきます☆

お着物ができるまでのお話…興味深いです。
何気なく?着させてもらっていますけど、一枚一枚が職人さんたちの長~い努力の結晶なんですね。大切に着なくては!

林真理子さんの本も読んでみたい!!林さんと言えば「六条御息所の源氏がたり」もお薦めです。別視点からの源氏物語で読みやすいです♪
  • posted by エリー 
  • URL 
  • 2011.06/11 20:55分 
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  • [Res]

NoTitle 

本当にお久しぶりです。コメント有難うございます。嬉しいです!
そうなんです、いろんな職人さんの手を通って1枚の着物になるんですよ~25日土曜日の伝統工芸展、着付けメンバーで行くのですが、ご一緒できませんか?是非加賀友禅見に行きましょう~!

林真理子さんは大好きです。今『下流の宴』ドラマ化放映されてますね。しっかり観ています。
源氏物語も好きなので、読んでみますね!
  • posted by エリー さま 
  • URL 
  • 2011.06/11 23:46分 
  • [Edit]
  • [Res]

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rafaero777

Author:rafaero777
加賀友禅に携わる仕事をしています。

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